憲法Ⅰ・Ⅱ、公法演習Ⅰ、公法総合演習
1968年北海道留萌市生。1996年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学後、熊本大学法学部助教授、同大学院法曹養成研究科准教授、同大学院教授を経て、2011年北海学園大学法科大学院教授。

憲法Ⅰ・Ⅱ、公法演習Ⅰ、公法総合演習
1968年北海道留萌市生。1996年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学後、熊本大学法学部助教授、同大学院法曹養成研究科准教授、同大学院教授を経て、2011年北海学園大学法科大学院教授。

憲法Ⅰは憲法総論及び統治機構を扱います。憲法Ⅱは基本的人権を扱います。何れも、法曹に不可欠な基礎能力を習得することを目的とする基礎科目です。憲法Ⅰについては、日本国憲法が定める統治機構に関する基礎知識を習得するにとどまらず、立憲主義の文脈において統治制度の歴史及び原理も理解して、重要な点については説明できることを目指します。憲法Ⅱについては、人権論に関する判例及び学説の基礎的内容を正確に理解し、説明できることを目指します。
公法演習Ⅰは、憲法Ⅰ及びⅡの内容を具体的な事件解決のために応用する能力を涵養することを目的としています。①違憲審査の手続に係る問題(憲法訴訟論)、②人権解釈と憲法訴訟論が複合する問題について、具体的事例の検討を織り込みながら、憲法上の争点提起、憲法の解釈適用及び司法的救済のあり方を習得することを目指します。
公法総合演習は、憲法と行政法の共同担当科目です。実際に生じた/生じ得る事件を念頭に置き、憲法と行政法の解釈問題が交錯する事例について演習を行います。
授業は、指定テキストに加えて、確認問題、課題、補足資料及び講義レジュメからなる予習用教材に基づいて行われます。受講者が授業内容を理解する一助となるように、パワーポイントファイルなどのスクリーン投影といった視覚教材も利用します。科目や内容の特性に応じて随時、双方向・多方向の授業形態を取り入れています。総じて、もし自分が法科大学院生であるならば受講したい授業を自問して、それを実践しています。
法曹になるという初志を貫徹した友人や学生の皆さんには、自己を信ずること、他者の声に耳を傾けること、これら両者のバランスを上手にとることができるという共通点があるのではないかと、最近感じています。
本学入学後はまず、むやみに手を広げず、正確な法知識を習得し、自らの法思考の基礎を固めることが肝要です。少人数教育という本学の特徴を活用して、志望を同じくする「仲間」と切磋琢磨していただきたいと思います。自らの手で書いた文章を他の人に読んでもらうこと、他の人となるべく多くの時間議論することを勧めます。